• ポイントキャンペーン

組織の興亡―日本海軍の教訓

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784898310489
  • NDC分類 397.21
  • Cコード C0034

内容説明

敗因を組織論として読む。

目次

序章 国家戦略の欠落
第1章 海防への覚醒―日本海軍前史
第2章 日本海軍の黎明―大鑑巨砲・艦隊決戦主義の生成
第3章 第一次大戦の教訓―新兵器が海戦の形態を変えた
第4章 日中戦争と海軍の体質―国家の大計を忘れた陸海軍の抗争
第5章 終着点なき開戦―海軍の戦争準備とその構想
第6章 破局への道―太平洋における海戦の研究
第7章 緒戦の評価―大勝の理由、政略発想の欠如
第8章 敗北の原因―国家不在の国家組織

著者等紹介

日下公人[クサカキミンド]
東京財団会長。経済評論・文明史批評など幅広い論筆には定評があり、独特の「日下節」は多くのファンを擁す。1930年兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業後、日本長期信用銀行に入行、業務開発第一部長、取締役を経て(社)ソフト化経済センター理事長を歴任。著書に『新・文化産業論』(サントリー学芸賞)など多数

三野正洋[ミノマサヒロ]
軍事・現代史研究の碩人。特に歴史、戦略戦術論、兵器の比較研究に独自の領域を拓いて知られる。1942年千葉県生まれ。現在日本大学生産工学部教養・基礎科学教室専任講師(物理)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。