内容説明
最強トヨタを率いるトップの張が意見を求めたくなる男・豊田喜一郎とは、いったいどのような人物だったのか。技術者として、経営者として、卓抜した先見性と行動力によって歴史をつくり、駆け抜けた男・喜一郎が甦える。
目次
プロローグ トヨタの謎
第1章 豊田家の父と子
第2章 喜一郎の才能の萌芽
第3章 紡織業から機械メーカーへの転進
第4章 なぜ自動車参入か
第5章 喜一郎、走り出す
第6章 トヨタ生産方式を構築
第7章 喜一郎の不運
エピローグ 喜一郎の「遺志」の実現
著者等紹介
野口均[ノグチヒトシ]
フリーランス・ジャーナリスト。1947年埼玉県生まれ。小説家を志しつつ早稲田大学第一政治経済学部を卒業。雑誌記者を経て、87年にフリーとなり、91年まで野口雄一郎の筆名で「中央公論」「諸君」他にリポートを発表。以来、「プレジデント」「文芸春秋」「日経ビジネス」「フォーブス日本版」などを舞台に、政治・経済・外交問題を主なテーマに執筆活動を続けており、近年は人物論にも異彩を放っている
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