内容説明
大切なものを失う悲しみを、まっすぐに描いた感動作。40歳にして免許を取得した戸倉は、友人須崎、その恋人琴美の3人で、伊勢神宮へドライブに出かけた。本当の願掛けにいくのだ。著者初の書き下ろし。最初で最後の「泣ける」恋愛小説。
著者等紹介
長嶋有[ナガシマユウ]
1972年生まれ。2001年「サイドカーに犬」で第九二回文學界新人賞を受賞してデビュー。翌年「猛スピードで母は」で第一二六回芥川賞受賞。07年、『夕子ちゃんの近道』(新潮社)で第一回大江健三郎賞受賞。またブルボン小林として、漫画評論家、コラムニストとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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