□―しかく

個数:

□―しかく

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年03月29日 09時42分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784898153642
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

突如もたらされた奇妙で厄介なミッション。巻き込まれた男は、恐怖の先にどんな風景を見るのか。視覚、死角、刺客、詞客、始覚、四角…あらゆる「しかく」が襲いかかる地獄の四面楚歌。4つの季節で描く、作家初のホラーサスペンス。

著者等紹介

阿部和重[アベカズシゲ]
1968年山形県生まれ。1994年「アメリカの夜」で群像新人文学賞を受賞しデビュー。主な著作に、『無情の世界』(’99/野間文芸新人賞)、『シンセミア』(’03/伊藤整文学賞、毎日出版文化賞)、『グランド・フィナーレ』(’05芥川賞)、『ピストルズ』(’10谷崎潤一郎賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あじ

32
カニバリズムが横行してる世の中で、角貝ササミなる人物を蘇らせるために、体の四つのパーツ(特殊な人々が持つ)を集めるグロい展開の本作。終始首を捻りながら読んだので、首が滑らかになりました。私の母曰く『訳の分からない本だ』と言ってました。村上春樹氏に対しても同じ感想を言っている母です。現代を大きく離れた次元の話だと思って下さい。2013/07/27

Y2K☮

30
2013年出版。同年に出た「Deluxe Edition」に近いがより前衛的でグロ注意な短編映画の世界。ジョジョとまどマギの影響も感じた。著者の最高傑作は云うまでもなく「ピストルズ」だが、「クエーサー」や「キャプテン・サンダーボルト」に見られるサブカル&エンタメ色を増したスタイルの模索中。その一方で阿部文学にありがちな終盤のアレは初心に帰ったのか。カニバリストが普通に町を徘徊する姿に映画「ゾンビ」が思い浮かぶ。最後の章に出て来たナンセンスなモノローグに川上未映子の横顔が見えたのは多分気のせい。軽い疾走感。2015/08/27

ぐうぐう

25
ときに作家は、自身の小説家としての向上を目指すため、読者を置き去りにする。あえてこれまで描いてこなかったジャンルに挑戦したり、実験的な試みを行うことで、自らを磨こうとする。そんな踏み台のような作品が読者に歓迎されることは少ない。阿部和重の最新作『□』は、まさしくそのような小説だ。これまでの緻密に計算された物語を捨て、先に何が待っているのか作者すらもわからない衝動的展開で進んでいくのだから。そのアドリブ感を楽しめればいいが、圧倒的に戸惑いのほうが大きい。そしてそのことに阿部は、どこか自覚的だ。(つづく)2013/06/09

ミカウバー

21
菜の花を食べて死んだ角貝ササミを蘇らす為に4つのパーツ、目、歯、耳、臍を、揃えていくというホラーファンタジー的連作短編。カニバリズムなど猟奇的な設定もあるので、好き嫌いがハッキリと出る作品ではあると思う。自分は読んでいてそれほど強い嫌悪感を感じる事なく面白く読めた。作者によると、今作品はプロット等何も決めないで、既存のルールに捉われず自由に書く事を念頭においた作品とのこと。またタイトルの「□」は、エピソードの春夏秋冬の4と季刊誌連載の連載回数4にちなんでよりシンプルな4の記号として付けたそうだ。2013/08/07

garth

17
ゾンビ・スプラッターじゃねえか。笑った。そういうの好きな人読むべき。2013/05/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6748184
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。