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木の国の物語―日本人は木造り文化をどう伝えてきたか

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  • サイズ B6判/ページ数 225p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784898064535
  • NDC分類 524.5
  • Cコード C0052

内容説明

法隆寺や古い街並みの木造り文化に触れて心のやすらぎを覚えるのはなぜか?また、どのように木造り文化はまもられてきたのか?それを解明しようと著した渾身の一冊!

目次

第1章 飛鳥は最初の文明開化―飛鳥の木造り技術は頂点だった?(古代の文明開化は飛鳥寺から;日本のヒノキは最良の建築材;飛鳥の工芸技術の不思議;仏師と匠たちの伝説)
第2章 巨大木造建造物の謎―出雲大社はなぜ建てられたのか(東大寺スピード建造の謎;そのころ出雲は;出雲大社はいつ、誰が建てたのか)
第3章 寝殿造りから江戸の町まで―木造りの変遷は歴史の舞台裏(上級貴族社会と寝殿造り;寝殿造りから書院造りへ;木曽ヒノキをめぐる葛藤;巨大木造建築としての城)
第4章 桂離宮神話を探究する―木造り文化の転換期を象徴(数寄屋趣味と智仁親王;タウトと桂離宮と木造り文化)
第5章 いま、縄文の巨木文化が熱い―木造りの国の原風景を訪ねる(西洋が選ばなかった道;三内丸山遺跡の衝撃;高床式建物が最初の木造建築)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

55くまごろう

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森林に恵まれた日本の建築の流れへの理解が進む良書。縄文時代の巨木文化に始まり、飛鳥・奈良時代の寺社建築、その後の神殿造→書院造→数寄屋造といった流れと、それらに対して政治支配層や諸宗教、宋文化がどのように影響したかが解説されている。平易な文章も好感が持てる。日本は貴重な森林資源を今後も守っていかないといけません。2018/04/01

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