はなはなみんみ物語

はなはなみんみ物語

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  • サイズ A5判/ページ数 335p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784897840062
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

出版社内容情報

創作読み物 小中~小高

 山荘の傷跡を負う小人たちがたくましく生きる姿を、冒険・旅・魔法などを多彩に織りまぜてつづけるファンタジー。『『ゆらぎの詩の物語』『よみがえる魔法』へと続く。全巻を通して、自然と生命への愛をうたう。





感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つくよみ

53
図書館本:ちょっと無謀だけど勇敢なはなはなと、ちょっと心配性だけど家族想いのみんみ。そんな小人の兄妹が家族と共に、小人の仲間を探しに旅をする冒険物語。2世代前、たった3つの魔法と禁断の武器の使用法を間違えたため、戦争が起こり、この家族以外の小人が絶滅しているという、思いの外、重い背景を持つ物語。禁断の武器の秘密を手に入れようとする敵に襲われながらも、失われた同胞を探しに行く道中は、危険と困難に満ちてスリル満点。楽しいばかりではなく、白ひげじいさんの語る戦争観に考えさせられる所も多い、確りとした作品。2014/02/22

ひめか*

18
小学高学年〜中学くらいの時に大好きで、また読み返してみた。でも、ちょっとあの頃感じた面白さは薄れてしまっていた。あの頃の方がもっと面白かったのにな。森にひっそりと暮らす小人家族の冒険物語。魔法と戦争のせいでほぼ絶滅という小人族。はなはなとみんみとお父さんとお母さん、白ひげじいさんが仲間を求めて冒険する。小人たちがくるみパンやきなこ汁を食べたり、トベリーノと呪文を唱えて魔法を使うのは懐かしかった。児童書ではあるものの、かなり文量が多く、戦争など重いテーマも扱ってるので、大人でも深みを感じられる作品かと思う。2019/09/15

ひめか*

7
大分前に読んだんですが、感想のせたくて書いてます(笑)このお話、本当に大好きでした~~!!再読しようと思ってます。小人たちがくりひろげる物語は、読み始めてからどんどん引き込まれていって、気が付くと全巻読み終わってました。この世界の小人に私も加わりたい。最後はじーんときます。2012/09/17

ゆりこ

7
語りも挿絵もやさしくて、大好きな本です。小学校の図書室で夢中で読みました。月の力で夜空を飛ぶ魔法や、焼きたてのくるみパン、石臼で豆をひいたあつあつのきなこ汁…小人家族になりたかった!飛びたかった、食べたかった!大人になっても子供の時と同じ場面でワクワクします。でも、今だから感じる事ができたのは、物語に込めた作者の強い願いでした。小人の白ひげじいさんが語る戦争体験の苦悩と、平和な未来への希望。その未来のために白ひげじいさんが行ったこと…悲しい場面もありますが、希望を感じます。何度でも読み返したい物語です。2012/05/10

マリカ

7
実家の本棚にあるのを見つけてぱらぱらと再読。小学生のころ大好きだったので、中学生になってお小遣いを貯めて買いました。小人・動物と話す・魔法・地図・使命感などなど、小学生の子どもの好きな要素がいっぱい詰め込まれています。物語の世界に入り込み、自分がはなはなになったつもりで、かなりシリアスな気持ちで読んでた記憶があります。これからも大切にしたい本です。2011/11/29

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