佐藤優のウチナー評論

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  • サイズ B6判/ページ数 349p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784897421315
  • NDC分類 312.199
  • Cコード C0095

出版社内容情報

 2008年1月から琉球新報(毎週土曜日3面)に連載中の「佐藤優のウチナー評論」をまとめたものです。
 元外務事務官という経験を基にした歯に衣(きぬ)着せぬ評論は鋭く、内外の注目を集めています。佐藤氏の母は、久米島の出身。連載開始前のインタビューの中で佐藤氏は「全く異質な文化圏の沖縄が日本の中にあるということは、日本が多元性、寛容性を持つためにすごく重要だ」と沖縄への思いを語っています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiroki Nishizumi

2
面白いし、いろいろな示唆に満ちている。そしてまた筆者のような沖縄への思いを読むと、自分はいくら沖縄が好きでも所詮よそ者なんだなと感じることが少し悲しかったりした。2021/05/13

非日常口

2
『母なる海から日本を読み解く』が先日文庫として発売されたが、それより少し前から琉球新報で連載されていた記事をまとめたもの。元が新聞記事のため2ページ半が111本あるので、前述書がやや難解という人にはまずここから読むのが良いのではないか。2012/12/30

Naoko Fukumi Fujita

0
毎年訪れる地方都市は福岡と那覇です。地元紙に目を通すのが楽しみでもあります。こちらは琉球新報土曜日連載がまとまった本。2011年の初版本を2012年に那覇にて購入、当時は佐藤優ブームだったのでしょうか、新都心や県庁前、空港においても地元沖縄の出版社からの著者の本であふれていました。ところが2013年になるとパタリと姿を消したのです。何かあったのでしょうか?悶々として数年を過ごし、この度完読に至ったのです。久米島をルーツとし、高い知的生産技術を持ち、するどい観点で書かれた本書は貴重な一冊だと思いました。2017/03/14

قضيب

0
沖縄に対する愛がヒシヒシと伝わってくる。 まるで未来から来たかのような洞察力には驚嘆の一言。というか、県も政策決定の参考にしているのかもしれない。マスコミのつけたラスプーチンという渾名も、あながち間違いではないのかも。2016/01/11

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