出版社内容情報
《内容》 いま一番知りたい最新の情報を、コンパクトに、そしてビジュアルにまとめた画期的シリーズ。基礎医学の最先端から臨床応用までを、やさしく、わかりやすく解説する、臨床医必見の書!
内容説明
分子医学の進展に伴い、多くの謎に包まれていた白血病の分子メカニズムが次々と明らかになってきた。特にシグナル伝達機構の破綻や癌遺伝子と癌抑制遺伝子の変異などの研究は大きな進歩を遂げた。その分子メカニズムを中心に、急展開する白血病の分子医学を病態、診断、治療という3つの視点からアプローチする。
目次
第1章 白血病の分子メカニズム(癌遺伝子と癌抑制遺伝子;染色体異常と造血器腫瘍;シグナル伝達異常症としての白血病)
第2章 白血病の分子病態(骨髄球系白血病;リンパ球系白血病)
第3章 白血病の新しい治療(急性前骨髄球性白血病とレチノイン酸による分化誘導療法;成人T細胞白血病と遺伝子治療)