静物画

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  • サイズ A5判/ページ数 139p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784896948523
  • NDC分類 723
  • Cコード C0071

内容説明

古代ローマ壁画からピカソまで。花、果物、野菜、食器、楽器、書物など、一見、身の周りのありふれた物を描いたかのように思える静物画には、私たちにも親しみやすい絵が多い。だが、画家たちはなぜそれらを描いたのだろうか?いったい静物画とは何なのか?美しいカラー図版で絵画の細部までを再現、静物画の本質と歴史に迫る高質の概説書。

目次

静物画の起源
ベラスケス
カラヴァッジオ
静物画を眺めて
セザンヌ
ピカソ
静物画の格上げ
目をあざむくもの―「トロンプ・ルイユ」
再生する伝統

著者等紹介

ラングミュア,エリカ[ラングミュア,エリカ][Langmuir,Erika]
スタンフォード大学で美術史の学位を取り、ロンドンのウォーバーグ研究所で研鑚を積む。英国放送大学(オープン・ユニヴァーシティ)の教授を務め、1988年から95年までロンドン・ナショナル・ギャラリーの教育部主任として活躍、OBE(大英帝国勲位)を得た。ナショナル・ギャラリー出版局顧問

高橋裕子[タカハシヒロコ]
上智大学文学部史学科と東京大学大学院人文科学研究科(西洋美術史専攻)に学ぶ。学習院大学文学部哲学科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shinobu_jpn

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カラーの図版が印刷の品質も高くとても美しい。必要に応じて部分的に拡大して掲載されており、とてもよかった。2023/03/17

Eu

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「あらゆる芸術形式の常として文化的に規定されていながら、静物画は、芸術が文化の隙をついて逃げ出し、およそ人間に可能な限り直接的に現実と関わることを実現する稀有な手段の一つでもある。文化が特にうっとうしくなったとき、静物画が逃避の手段を提供する。」(p123-4)2019/11/27

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