内容説明
じめじめした不快な森…それがいつしか楽しくなる。屋久島の発光キノコから、ヤンバルの巨大ドングリ、沖縄初記録の冬虫夏草、菌根菌と生きる腐生植物まで。森のへんな生き物たちはみんな地下で繋がっていた!?―。
目次
1章 原風景の森
2章 妖怪たちの森
3章 ドングリの森
4章 冬虫夏草の森
5章 つながりの森
6章 いのちの森
著者等紹介
盛口満[モリグチミツル]
1962年千葉県生まれ。千葉大学理学部生物学科卒業。専攻は植物生態学。自由の森学園中・高等学校の理科教員を経て、2007年より沖縄大学人文学部こども文化学科准教授。珊瑚舎スコーレ夜間中学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
翔亀
39
【沖縄45】著者は、佐藤寛之「琉球列島のススメ」【沖縄43】にも登場した<生き物屋>だ。それも筋金入りの。著者は<生き物屋>をこう定義する。「生き物と一線を越えて付き合う人々のこと」。そして「普通じゃない人間になりたい人」(p22)。つまりは<妖怪>だと。彼は、長らく埼玉の中・高校で理科の教師としてゲッチョ先生と親しまれ多くの著作を出し、沖縄に移住。那覇のフリースクール・珊瑚舎スコーレで教えながら沖縄の生き物を紹介し続けている(現在は沖縄大学学長←この大学の歴史も興味深い。この大学にしてこの学長あり)。↓2021/12/29
あっこ
1
いい本!2015/12/01
sasa✾
0
★★★★★2016/06/01
のりゆー
0
ひさびさのゲッチョ本。これは良本でした。思わず照葉樹林に潜りたくなる。挿し絵の妖怪図も素晴らしい。2014/01/23