人生は老いてからが楽しい

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784896917703
  • NDC分類 159
  • Cコード C0095

内容説明

いくつになっても、人生「いま」が旬!京都・西陣の“わらじ医者”こと80歳の現役医師が説く、「幸せな老い」の見つけ方。

目次

第1章 生老病惚死、すべてが人生(ボケは病気でしょうか?いえいえ、そんなことは決してありません。老いも病もボケも、まったく正常なことです。;身銭を切る人がいる一方、そのお金にたかる人もいる。でも、それが人の世なんだと思う。 ほか)
第2章 必要なのは「癒しの医療」や(近代医学が失ったものはたくさんあります。その一つが「癒しの医療」です。;理屈を言ってもらっても、患者さんは癒されない。弱っている人がいちばん求めているのは「共感」なんです。 ほか)
第3章 日本人よ、なんぞ忘れ物しとらんか?(親離れ、子離れできない親子が増えています。子育ては、鳥のほうがずっと上手。見習うべきことがたくさんあります。;童謡には、日本人の豊かな心情が歌われています。親御さん、おじいさん、おばあさん、子供と一緒に童謡を歌ってみましょうよ。 ほか)
第4章 老いてこそできることがある(一人を助けるのも、医学。九九人助けるのも、また医学。;ぼくには、祖母が語ってくれた忘れられない昔話があります。その昔話は、今でもぼくのバックボーンになっています。 ほか)

著者等紹介

早川一光[ハヤカワカズテル]
1924(大正13)年、愛知県生まれ。京都府立医科大学卒業。1950(昭和25)年、京都・西陣に住民出資による白峰診療所を創設。のちに堀川病院に発展し、院長・理事長を歴任。路地から路地へ往診して歩くその姿から“わらじ医者”の愛称で親しまれ、2002(平成14)年には「わらじ医者 よろず診療所」を開設、各種の医療相談を受けている。総合人間研究所所長。ラジオ番組のパーソナリティー(KBS京都「早川光一のばんざい人間」)、全国各地での講演、新聞・雑誌への寄稿と多忙な日々を送る。京都市在住。主な著書に『わらじ医者京日記(正・続)』(ミネルヴァ書房、毎日出版文化賞受賞、NHK連続テレビ小説『とおりゃんせ』原作)などがある
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感想・レビュー

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Take@磨穿鉄靴

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早川一光氏。温かい言葉が散りばめられた一冊。80を超えてもやりたいこと、後進を育てることや地域の医療に自分が出来る範囲で貢献するなど人として見習いたいことがたくさんあった。氏はもう亡くなられているがきっと多くの人に愛されたと思う。ただタイトルは老いてから「が」となっているが本文を読むと著者はその時その時の今を大切にする禅の思想に近い考え方なので老いてから「も」があっているような気がした。このような先生は今後どんどん少なくなるんだろうなと思うと寂しい気がする。★★★☆☆2023/04/22

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