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ジョーからの贈りもの―若きサムライとの日々

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784896841725
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0095

内容説明

リーダー不在の現代日本社会に届いた、真の名将ジョー・トーリ監督からの熱いメッセージ。メジャーリーグきっての名門NYヤンキースを見事に束ねる正真正銘の指揮官ジョー・トーリ監督が、みずからの生涯と豊富なベースボール経験から得た人生の教訓を、初めて日本の読者へ向けて語る。

目次

序章 松井秀喜が語る「我がボス、ジョー・トーリ」
第1章 家族
第2章 リーダーシップ
第3章 逆境を味方につける
第4章 ヤンキースのサムライたち
第5章 日本という国に期待すること
終章 人格者であれ

著者等紹介

トーリ,ジョー[トーリ,ジョー][Torre,Joe]
今年十シーズン目を迎えたニューヨーク・ヤンキース監督。就任九年間で887勝567敗と無敵の成績を記録。1940年ニューヨーク、ブルックリン生まれ。十七年間のメジャーリーグ選手時代には捕手として活躍(アトランタ・ブレーブス、セントルイス・カーディナルス、ニューヨーク・メッツにてプレー)。ナショナル・リーグMVPに選ばれ(71年カーディナルス在籍時)、オールスター戦出場は九回にのぼる。77年メッツの選手兼監督に就任後、ブレーブス、カーディナルスで指揮を執り、96年よりヤンキース監督。就任直後にはチームを十八年ぶりのワールドシリーズ優勝へと導き、その後98年から三年連続ワールドシリーズを制覇するなど、メジャーリーグきっての名将として知られる。チャリティにも積極的に取り組み、Cap Cure(前立腺ガン基金)活動のほか、2003年には子供たちを家庭内暴力から守るためJoe Torre’Safe at Home’Foundationを設立。妻アリとニューヨーク州ウエストチェスター在住

広岡勲[ヒロオカイサオ]
日本人初のニューヨーク・ヤンキース広報として、日米両メディアの取材を裁量する。1966年東京都大田区生まれ。91年アメリカ、ハワイ州ハワイ・パシフィック大学社会科学部卒業。報知新聞社に入社して長嶋茂雄、松井秀喜番など巨人担当記者を七年間勤めた後、二年間休職。ニューヨーク市立大学大学院修士課程(専攻:思想・哲学/ジャーナリズム論)を修了。報知新聞社を退社し、2003年よりニューヨーク・ヤンキース広報部。日本経営倫理学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

102
実は96年にワールドシリーズを制したトキから今に至るまでヤンキースの大ファンです。98年からはワールドシリーズ3連覇と、昨今では考えられない無双状態でした。そんな黄金時代にタクトをふった'ゴッドファーザー'ジョー・トーリ監督の冷静ながらも温かみ、トキには熱さが伝わるメッセージの一冊です。書かれたのが2005年なので、当然当時の選手はいませんが、ある意味懐かしく読むコトができました。監督(マネージャー)はとにかく選手(プレイヤー)を信じて、年齢やキャリアに関係なく、公平に接するコトの大切さを学びました。2019/11/03

清作

6
松井選手が怪我する前年に当時のヤンキース監督が野球・家族・仕事・人生について綴った一冊。彼が監督として一番重視したのが選手に敬意を持って接すること。選手が不振に喘いでいたり薬物問題を抱えていても選手に対する敬意を忘れずしっかりとコミュニケーションをとっていたことが名将になった所以なのだと思った。きっと彼は野球以外の仕事でも成功する人物なのだろうと思った。本書には人としてどうあるべきか、また明るい人生を送るヒントがぎっしり詰まっていて今後何度も読み返したい。2013/06/11

来訪者

2
松井秀喜記念館で購入。懐かしい名前がずらり。2018/03/12

みむら しんじ

0
広島カープに復帰した黒田博樹の著書に、監督ジョー・トーリとの出逢いがメイジャー・リーグでの身の処し方と考え方に大きく影響を与えたと書いてある。そこで改めて名将トーリの考え方に興味を持った。「100%の能力を発揮することに全てを傾ける」。100%以上を目指すのでもダメなのである。常に自らの能力を100%を発揮しようとして力んで張り切りすぎないこと。このことをトーリ監督はよく選手に言い聞かせていたという。そしてチームは家族。かぞくを守るためには何にでも立ち向かうのがリーダーの務めだとぶれないのである。読了。2015/04/22

両儀式

0
銀河系軍団の選手たち、世界一煩いと言われたオーナー、NYの厳しいマスコミ、ファンに囲まれ初めての長期政権を成し遂げたトーリ監督の自伝。これを読むと癖のある選手たちから慕われた理由も理解でき、経営者になっても成功しただろうなと思わせる本。社会人にとってもタメになる良書。

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