ラダーシリーズ<br> 二つの名前を持ったネコ

ラダーシリーズ
二つの名前を持ったネコ

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  • サイズ B40判/ページ数 80p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784896840759
  • NDC分類 837.7
  • Cコード C1282

内容説明

テイラー家の娘サラは、ある日、緑の目をした黒い猫を見つけた。いっぽうジョーンズ家の息子ピーターも、同じ黒猫を玄関先で見つけた。黒猫はテイラー家では「マーティン」、ジョーンズ家では「ティナ」と名づけられ、幸せな毎日を送っていたが…。『The Double Life of a Very Black Cat』『The Big Tree』の2編を収録。

著者等紹介

ポズナー,アラン[ポズナー,アラン][Posener,Alan]
1949‐。作家・翻訳者・文芸評論家。幼少期をロンドン、クアラルンプール、ベルリンで過ごし、大学卒業後、英語とドイツ語の教師となる。英語学習者向けの本のほかに、シェークスピア、ジョン・レノン、エルビス・プレスリーなどに関する著作がある。ベルリン在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モリー

69
隣り合う家🏡を行き来する野良猫には、名前が二つ有りました。マーティンとティナです。マーティンは男性名、ティナは女性名です。本当のところ、どちらでなのでしょうか。イージー・ゴーイングなテイラー家と厳格なジョーンズ家を行き来する猫が巻き起こす珍騒動は対象的な二つの家庭を見事に結びつけてくれました。冒険することにが大好きで行動派のおてんば娘、サラ・テイラーと本を読むのが何より好きで、冒険ものも読む割に行動をためらうちょっと臆病な男の子、ピーター・ジョーンズは口喧嘩ばかりしていましたが…。2022/05/22

ウッチー

3
2つの家族を行き来するネコの話。子供同士のほのぼのした交流に対して、親の経済格差が妙に生々しく描かれてシリアス。5120語2016/10/23

ヘムレンしば

2
ラダーシリーズ レベル1の書籍の中でもとても易しいです。我が家にも野良ぬこが来るけど、他にどこで何をしているのか?気になる所ですねwルーズなTaylor家、真面目なJones家、その対比と両家を行ったり来たりする黒猫。全く違う両家のようでいて猫に対する反応は一緒というのが面白いです。実はお父さんが一番猫の事を気にかけていたりとかw仲の悪かった両家が猫を通じて友達同士になるといった内容です。シンプルな内容だけど改めて「友達って良いものだよなぁ」と実感しました。2013/07/20

santana01

1
仲の良くないお隣同士が、両家を行き来する猫を通じて心を打ち解けあう物語。性格の全く違う気弱な男の子と腕白な女の子の掛け合いや、独特の語りの柔らかさも物語全体を楽しく読み易いものにしている。短編二篇を収録。2013/06/21

peugeo

0
Two story contacts one book. First story and second one helps each other.2016/09/10

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