内容説明
イギリスの伝統校ブルックフィールドで、半世紀以上にわたり教壇に立ったチップス先生。昔のスタイルを守りながらも、しゃれのきいた会話で生徒を楽しませてきた。いたずら盛りの教え子たちとの刺激に満ちた毎日、聡明な妻と語り合った日々。ブルックフィールドを去ったいま、さまざまな思い出がチップス先生の胸によみがえる。イギリスらしいユーモアとウィットにあふれ、世代を超えて親しまれる名作。
著者等紹介
ヒルトン,ジェームズ[ヒルトン,ジェームズ][Hilton,James]
1900‐1954。イギリス生まれ。ケンブリッジ大学卒業。チベットの理想郷「シャングリ・ラ」を舞台にした長編小説『失われた地平線』を発表し、一躍話題を集める。のちにアメリカに移住し、帰化
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふろんた
7
英語多読2016/09/09
弘基
1
チップス先生のような教師に出会えた子どもたちは何より幸せだろう。不器用だけど熱心で、ジョークが好きで、生徒たちのことをわが子のように思う名物教師だ。そんなチップス先生は読者の心にいつまでも残り、人生に大切なことを教えてくれる。2020/12/04
わきが
1
ブリティッシュジョークとウィットの理解が難しい。読んでいて意味は何となくわかるけど、自分だとこんな会話はできない。sirやold boyという呼びかけが好きでした。2012/11/11
WESTRIVER
0
★★2015/01/21