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内容説明
幼くして抵抗運動に加わるものの、戦場となった祖国は瓦解し、アメリカに亡命。断ちがたい祖国リトアニアへの思いは、アダムクスを、祖国回復運動に駆り立てる。「志」高き、リトアニア維新の日々―現リトアニア大統領アダムクスの回想録は、遠く祖国の地を離れながらも、全世界を相手に、常に祖国再興を希う勁く清新な意思に貫かれている。様々な障害を、ひるむことなく着実に克服してゆくアダムクスの足跡は、生き生きとして臨場感豊かな記述とあいまって、現代史に希な叙事詩『オデュッセイア』となって結実する。
目次
1 リトアニアでの成長期
2 ドイツの戦争難民収容所
3 大西洋の彼方の生活
4 移民のコミュニティー 協調と衝突
5 アメリカ連邦政府への奉仕の三十年間
6 祖国への橋
7 大きな夢の実現
8 リトアニアの政治への旅
著者等紹介
アダムクス,ヴァルダス[アダムクス,ヴァルダス][Adamkus,Valdas]
リトアニア大統領
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