中国と東アジアの安全保障

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  • サイズ B6判/ページ数 293p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784896191776
  • NDC分類 319.22
  • Cコード C3031

出版社内容情報

著しい経済発展のもと、軍近代化を本格化させる中国は、独自の東アジア秩序の形成を目指すのか、それとも日米同盟との共存を受け入れるのか。その帰趨が、この地域の将来を決する。

阿部 純一[アベ ジュンイチ]
著・文・その他

内容説明

著しい経済発展のもと、軍近代化を本格化させる中国は、独自の東アジア秩序の形成をめざすのか、それとも日米同盟との共存を受け入れるのか。その帰趨がこの地域の将来を決める。

目次

第1部 中国の世界戦略と東アジア(冷戦後の中国の安全保障観と東アジア―「独立自主の平和外交」と「中国脅威論」;大国化する中国と東アジアの国際秩序)
第2部 日米中トライアングルとミサイル防衛(日米同盟の再構築をめぐる中国の対応―『日米防衛協力のための指針』見直しを焦点に;二十一世紀の東アジア安全保障環境のなかの中国ファクター―中国の軍近代化とTMDを中心に)
第3部 アメリカの東アジア戦略と中国(新秩序の構築めざすアメリカの東アジア戦略―米中関係を中心に;中国の大量破壊兵器不拡散への対応―米中関係からの視点)
第4部 東アジアの安全保障と台湾問題(中国外交の一九九八年―対米、対日政策の進展と中台関係;台湾の防衛政策―両岸の軍事バランスとTMD)
第5部 中国の軍近代化と日本(中国軍事と対中ODA―日本にとっての中国の軍事的脅威)

著者等紹介

阿部純一[アベジュンイチ]
1952年浦和(現・さいたま)市生まれ。1976年、上智大学外国語学部英語学科卒。1978年、上智大学大学院外国語学研究科国際関係論専攻博士課程前期修了(国際学修士)。1979‐81年、米シカゴ大学大学院、1985‐86年、北京大学留学。1982年より財団法人霞山会に奉職、現在、主席研究員。専門は中国軍事・外交、東アジア安全保障(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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