山本周五郎 最後の日

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  • サイズ B6判/ページ数 177p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784896161434
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

無類のクラシック・ファンであり、常に名曲を手本として自作を書いていた作家が、死の直前まで聴いていた曲は?…その日、間門園(仕事場)にいた一担当者の追憶。

目次

「坊や」の取材
軍事教練と県立一中
「幼きも幼きころ」
煙草のけむり
不思議な対決
焼かれたお札
「繰り返し」手法の妙
ラヴェルの音楽と周五郎
はじめて作品を戴く
競争と協定
「あとのない仮名」の完成度
意欲と体力の競争
音楽談義中の決意
周五郎さんの「前借り哲学」
八木義徳さんと周五郎さん
有難い説教
良い小説と悪い小説
「城中の霜」のすごさ
「青ベか物語」から「虚空遍歴」へ
最後の日、「運命」の葬送
本当の「お別れ」
「小説」と心中した人

著者等紹介

大河原英與[オオカワラヒデヨ]
昭和6年8月横浜生まれ。昭和29年3月慶應義塾大学文学部西洋史学科卒。4月(株)文藝春秋新社入社。総務局調査部、文學界、別冊文藝春秋、オール讀物、漫画讀本、週刊文春名編集部を経て、昭和47年4月出版局出版部長。昭和50年4月編集総務局編集総務部長。平成3年8月定年退職。平成4年7月(株)学芸通信社監査役。平成7年8月同編集顧問。平成12年7月同監査役。横浜ペンクラブ会長、横浜文芸懇話会副会長、大衆文学研究神奈川支部長、日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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