出版社内容情報
《内容》 ● 小児・思春期の精神的・心的諸問題を理解し，解決に導くために必要な臨床上の要点を簡潔にまとめた実践ガイド。 ● 複雑な理論や評価の定まっていない領域については簡略化し，よく遭遇する問題に焦点を当てて解説おり，日常診療に必要充分な知識を明示する。尚，疾患の分類は，DSM－Ⅳに準拠している。 ● 小児・思春期精神医学の現状をコンパクトにまとめた本書は，精神科医を始め小児科医，その他小児に関わる臨床家，レジデント，ナース，メンタルヘルス関係者や教師等，幅広い人々に貴重な情報を提供してくれる価値ある手引書である。 《目次》 目次 1. 序論 小児と青年の変化／診断の概観／治療の概観 2. 評価と治療計画 評価／治療計画／フィードバック 3. Ⅰ軸の障害[通常，幼児期，小児期または青年期に初めて診断される障害：注意欠陥および破壊的行動障害] 注意欠陥／多動性障害／行為障害／反抗挑戦性障害 4. Ⅰ軸のその他の障害[通常，幼児期，小児期または青年期に初めて診断される障害] 分離不安障害／幼児期または小児期早期の哺育，摂食障害／排泄障害／選択性緘黙／幼児期または小児期早期の反応性愛着障害 5. 小児期あるいは青年期に始まることがある“成人の”障害 摂食障害／物質関連障害／精神分裂病／気分障害／不安障害／性同一障害／睡眠障害／適応障害 6. 発達障害 精神遅滞／広汎性発達障害／特異的発達障害 7.特別な臨床事例 救急事例／家族の変化／親のカウンセリング／行動療法／家族療法／ 集団療法／包括的支援／入院治療と入所治療／デイケア／付加治療
内容説明
小児・思春期における精神・行動障害の特徴、病因、経過、診断・治療法などを記載したガイドブック。各章の終わりに引用文献と参考文献を収録。巻末に、付録として親のための参考文献和文・欧文の各索引がある。
目次
１ 序論
２ 評価と治療計画
３ Ｉ軸の障害―通常、幼児期、小児期または青年期に初めて診断される障害：注意欠陥および破壊的行動障害
４ Ｉ軸のその他の障害―通常、幼児期、小児期または青年期に初めて診断される障害
５ 小児期あるいは青年期に始まることがある“成人の”障害
６ 発達障害
７ 特別な臨床事例
８ 精神科薬物療法
９ 心理社会的治療
著者等紹介
ダルカン，ミナ・Ｋ．［Ｄｕｌｃａｎ，Ｍｉｎａ Ｋ．］
Ｍａｒｇａｒｅｔ Ｃ．Ｏｓｔｅｒｍａｎ Ｐｒｏｆｅｓｓｏｒ ｏｆ Ｃｈｉｌｄ Ｐｓｙｃｈｉａｔｒｙ．Ｈｅａｄ，Ｄｅｐａｒｔｍｅｎｔ ｏｆ Ｃｈｉｌｄ ａｎｄ Ａｄｏｌｅｓｃｅｎｔ Ｐｓｙｃｈｉａｔｒｙ，Ｃｈｉｌｄｒｅｎ’ｓ Ｍｅｍｏｒｉａｌ Ｈｏｓｐｉｔａｌ．Ｄｉｒｅｃｔｏｒ，Ｗａｒｒｅｎ Ｗｒｉｇｈｔ Ａｄｏｌｅｓｃｅｎｔ Ｐｒｏｇｒａｍ，Ｎｏｒｔｈｗｅｓｔｅｒｎ Ｍｅｍｏｒｉａｌ Ｈｏｓｐｉｔａｌ．Ｐｒｏｆｅｓｓｏｒ ｏｆ Ｐｓｙｃｈｉａｔｒｙ ａｎｄ Ｂｅｈａｖｉｏｒａｌ Ｓｃｉｅｎｃｅｓ ａｎｄ Ｐｅｄｉａｔｒｉｃｓ，Ｃｈｉｅｆ，Ｃｈｉｌｄ ａｎｄ Ａｄｏｌｅｓｃｅｎｔ Ｐｓｙｃｈｉａｔｒｙ，Ｎｏｒｔｈｗｅｓｔｅｒｎ Ｕｎｉｖｅｒｓｉｔｙ Ｍｅｄｉｃａｌ Ｓｃｈｏｏｌ，Ｃｈｉｃａｇｏ，Ｉｌｌｉｎｏｉｓ
マルティーニ，Ｄ・リチャード［Ｍａｒｔｉｎｉ，Ｄ．Ｒｉｃｈａｒｄ］
Ｄｉｒｅｃｔｏｒ，Ｃｏｎｓｕｌｔａｔｉｏｎ Ｌｉａｉｓｏｎ，Ｉｎｔａｋｅ，ａｎｄ Ｅｍｅｒｇｅｎｃｙ Ｓｅｒｖｉｃｅｓ．Ｄｅｐａｒｔｍｅｎｔ ｏｆ Ｃｈｉｌｄ ａｎｄ Ａｄｏｌｅｓｃｅｎｔ Ｐｓｙｃｈｉａｔｒｙ，Ｃｈｉｌｄｒｅｎ’ｓ Ｍｅｍｏｒｉａｌ Ｈｏｓｐｉｔａｌ．Ａｓｓｉｓｔａｎｔ Ｐｒｏｆｅｓｓｏｒ ｏｆ Ｐｓｙｃｈｉａｔｒｙ ａｎｄ Ｂｅｈａｖｉｏｒａｌ Ｓｃｉｅｎｃｅｓ ａｎｄ Ｐｅｄｉａｔｒｉｃｓ，Ｎｏｒｔｈｗｅｓｔｅｒｎ Ｕｎｉｖｅｒｓｉｔｙ Ｍｅｄｉｃａｌ Ｓｃｈｏｏｌ，Ｃｈｉｃａｇｏ，Ｉｌｌｉｎｏｉｓ
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