物語としての痴呆ケア

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物語としての痴呆ケア

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  • サイズ B6判/ページ数 309p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784895902151
  • NDC分類 493.75
  • Cコード C0077

内容説明

本書は、痴呆ケアの現場において、また、『痴呆老人からみた世界』『痴呆を生きるということ』などの著作によって、痴呆を生きる人たちの体験世界に基づき独自の痴呆ケア論を展開し続けてきた小沢勲氏の最も新しい思索が語られた講演の記録であり、小沢痴呆ケア論の故郷や仲間たちを訪ねた記録である。痴呆を生きる人、支える人へ送る氏の「ラストワーク」でもある。

目次

第1部 物語としての痴呆ケア―小沢勲・講演記録(クリスティーン・ブライデンさんの話;私が考えつづけてきたこと;痴呆の医学的知識;物語としての痴呆ケア ほか)
第2部 小沢痴呆ケア論の源流を訪ねて(人と人とのつながりのなかで支え合いたい―介護老人保健施設「桃源の郷」一〇年の実践から(ある手記から;笑顔に迎えられて ほか)
行為動作分析で「やさしさのケア」を模索する―痴呆性高齢者通所施設「デイハウス沙羅」(伊藤美知主宰)
痴呆も自閉もかかわりはいっしょやと思った―知的障害者更生施設「れんげの里」(柳誠四郎施設長) ほか)

著者等紹介

小沢勲[オザワイサオ]
1938年神奈川県に生まれる。1963年京都大学医学部卒業。京都府立洛南病院勤務。同病院副院長、介護老人保健施設「桃源の郷」施設長を経て、現在、種智院大学教授を務めたのち、現在同大学客員教授

土本亜理子[ツチモトアリコ]
1957年東京都に生まれる。ノンフィクションライター。出版社勤務、雑誌記者を経てフリーになる。主な取材テーマは医療、福祉問題。看護、介護などの取材も多い。それらの分野で映像制作にも携わる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

okatake

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小沢認知症ケア論の集大成。認知症の方の物語を紡ぐには。①ストーリーを読む。②認知症を抱える不自由を、認知症を病む人の体験として読み取る。縦と横からアプローチすることの大切さを訴えかけている。ケアとは、統括する知的「私」が壊れてくる方に対して、「知的補助具」私を補助してくれる「補助自我」として関わる必要性を訴えています。周辺症状はコーピングや自己同一性への執拗なこだわりの結果であることや家族と関わる時の秘訣など教えてくれています。彼が以前関わってきた自閉症のケアと基本的には同じ。対象が人間ですから。2016/12/22

okatake

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認知症ケアの第一人者の講演録を中心に構成されている。よく言われることではあるが、病気や症状ではなく人に寄り添うケアをする大切さを改めて考えさせてくれる書。特に、対象者を「追い詰めない介護」という言葉が印象に残った。そのための声掛け、ケアの方法を考えていかなくてはいけない。。。2013/08/27

amanon

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前半は以前読んだ同じ著者による『認知症とは何か』と内容が重複するところが多かったので、やや新鮮味に欠けたが、後半の著者の認知症患者介護の実践の軌跡にはかなり引き込まれた。いみじくもとある老人介護施設のオープニング・スタッフであるため、著者が老健の立ち上げから、だんだんとその形がなりたっていくまでのエピソードには少なからず身につまされるものがあった。2009/06/10

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