出版社内容情報
《内容》 現在知られている医学知識から、慢性の痛みを訴える人々の痛みがどうして長く続くのか、どうすればその症状が改善できるかを、イラストと具体的な事例でわかりやすく解説。脳科学と心理・社会的側面からの多角的アプローチは、医師や看護婦などの医療関係者ばかりではなく、一般の読者が「慢性痛の全体像」を理解するための絶好の読み物。第一線の脳神経外科医であり、心療内科医である著者が、慢性痛からの解放についてあますところなく述べ、慢性痛症候群治療の最前線を紹介。 《目次》 慢性痛の全体像を見る視点プロローグ Aさんの災難第1部 医学的基礎知識第1章 痛みの不思議第2章 医学的に知られている痛み第3章 痛みをどう捉えるか第2部 慢性痛をとりまく種々の問題点―Aさんのケースから第1章 現代医療に内在する問題点第2章 社会環境と慢性痛第3章 個人の性格と慢性痛第3部 慢性痛を通してみる脳と心の関係第1章 脳と心のつながりを求めて第2章 慢性痛からの解放をめざして―治療法第3章 痛みとは?補足 痛みについての医学的解説参考文献あとがき
目次
第1部 医学的基礎知識(痛みの不思議;医学的に知られている痛み;痛みをどう捉えるか)
第2部 慢性痛をとりまく種々の問題点―Aさんのケースから(現代医療に内在する問題点;社会環境と慢性痛;個人の性格と慢性痛)
第3部 慢性痛を通してみる脳と心の関係(脳と心のつながりを求めて;慢性痛からの解放をめざして―治療法;痛みとは?;痛みについての医学的解説)