内容説明
地球上にはたえまなく宇宙からの物質が降りそそいでいる。その多くは塵のように小さなものだが、時には直径1キロメートル以上の彗星や小惑星、あるいはそれらの破片が衝突する。6500万年前の恐竜の絶滅、5世紀に始まるヨーロッパの暗黒時代、1908年のツングースカの爆発といった過去の衝突を明らかにするとともに、未来の大衝突にどう対応すべきかを問う。
目次
第1章 恐竜の絶滅
第2章 動かぬ証拠
第3章 接近遭遇
第4章 打ちのめされた世界
第5章 隣の星までの途中に
第6章 彗星は分裂しやすい
第7章 宇宙の冬
第8章 破滅の周期
第9章 燃え上がる地球
第10章 何をなすべきか