内容説明
本書は、2000年の夏に開催された「食と健康を考えるシンポジウム」(主催・食べもの文化研究会)でお話したことをもとに、大幅に加筆して構成したものです。
目次
1 生活の変化と病気の変化(感染症とたたかった日々;ウイルスとのたたかい;アレルギーや「疲れ」が増えた)
2 「当たり前の生活」を取り戻す(すがすがしく起床して、おいしく朝食を;体内リズムと体内時計;生活リズム・健康のランク ほか)
3 健康状態をどのように判断するか―東洋医学の見方(体温計で健康を判断するな;「未病」を治す;気・血・水のめぐり ほか)
4 現代の文明病・アレルギー(アレルギーがなぜ増えたのか;気管支喘息と生活リズム;重症の喘息は減っている ほか)
DATA子どもの心身と生体リズム
著者等紹介
甲賀正聡[コウガマサトシ]
1936年東京生まれ。1962年京都府立医科大学卒業。1963年慶応義塾大学医学部小児科教室入局。1984年より、国家公務員等共済組合連合会立川病院・小児科部長、慶応義塾大学医学部小児科客員講師、日本東洋医学会専門医。1999年東京都武蔵野市に「甲賀小児科・内科クリニック」を開設し、現在にいたる。専門は小児心身症、気管支喘息・アレルギー性疾患、東洋医学
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