内容説明
患者の代弁者として看護婦は何をすべきか?気鋭の生命倫理学者が、女性の立場から「看護の倫理」を問い直す。
目次
第1章 二人の看護婦
第2章 看護職―補助的奉仕の歴史
第3章 患者のためには代弁者?それとも補助的奉仕者?
第4章 倫理
第5章 女性と倫理―道徳にジェンダーはあるか?
第6章 ケア対正義論争―装いを改めただけの旧来の議論?
第7章 ケアリングには賛成だが、ケアの看護倫理には反対である
第8章 終末期における正義とケアリング
第9章 看護職:眠れる巨人
著者等紹介
村上弥生[ムラカミヤヨイ]
東京外国語大学講師。法政大学講師(東京外国語大学卒、大阪大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学)
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