出版社内容情報
《内容》 新たに「体外受精とICSI」「体外受精-研究の動向」の章を設け、よりUpdateな内容と国際的なトピックスを加味して改訂。実際の手技のコツ・ポイントや各施設の工夫も紹介。 《目次》 目で見る胚発生のしくみ 田中 温ほかI 体外受精の歩みと展望 鈴木秋悦II 体外受精のためのバイオロジー 卵子形成と卵子の形態 北井啓勝 精子形成と精子の形態 石川博通 排卵(卵胞発育,LHサージ) 田中信幸ほか 精子の受精能 中西友子ほか 受精のメカニズム 佐藤嘉兵 卵管機能 長田尚夫 胚発生 田中 温ほか 着床と子宮内膜 神崎秀陽ほかIII 体外受精のためのラボラトリー ラボの設計と配置 不妊クリニック1 臼井 彰ほか 不妊クリニック2 原 利夫 総合病院におけるラボ 兼子 智ほか ラボ運用の実際 器具と培養装置 佐藤和文ほか 培養液(水) 詠田由美 ラボのクオリティ管理 福田愛作IV 体外受精の臨床 適応と症例 関 守利ほか プログラミングの実際 辰巳賢一 卵巣刺激法 自然月経周期 宮川勇生ほか クロミフェン,hMG 小田高久ほか FSH 安部裕司ほか GnRHアゴニスト併用法 正岡 薫ほか 精子調製法と媒精法 福田 勝 採卵のタイミングと採卵法の実際 京野廣一ほか 卵のクオリティの評価法 後藤 栄ほか 胚移植法 小田原 靖ほか 黄体賦活法 川内博人 子宮内膜評価法 渡辺潤一郎ほか 子宮内腔の内視鏡的評価法 林 保良ほかV 体外受精の進展 未受精卵子・卵巣・精子の凍結保存 久慈直昭ほか 精子・卵子の活性化 笠井 剛ほか 胚の凍結保存1 東口篤司ほか 胚の凍結保存2-Vitrification法 横田佳昌ほか 胚盤胞培養 高橋克彦ほか Assisted hatching 矢野浩史ほか 胚の染色体分析 大野道子ほか 胚の遺伝子診断法 雀部 豊ほか PCO卵のIVMとその応用 福田愛作ほか 体外受精施行前の免疫学的検査 柴原浩章ほか 低反応卵巣への対応 栗林 靖ほか 共培養法 石渡 勇ほか 非侵襲的胚評価法 竹内一浩 Vitrification法の展開 桑山正成 卵巣血流動態と卵の質 詠田由美 受精障害の解明 鈴木秋悦ほかVI 体外受精とICSI ICSIの準備と実技 柳田 薫ほか TESE-ICSI 見尾保幸ほか MESA-ICSI 蔵本武志ほか ICSIのコツ1 向田哲規ほか ICSIのコツ2 菅原延夫ほか ICSIのコツ3 元石睦郎ほか ICSIのコツ4 沖津 摂 ICSI不受精卵の検討 吉澤 緑ほかVII 体外受精の問題点 卵巣過剰刺激症候群 久保春海 流産 宇津宮隆史 多胎妊娠(分娩) 中川浩次ほか 子宮外妊娠 井上正人ほか 体外受精,顕微授精と染色体異常 三春範夫ほか 生児のフォローアップ 片山恵利子ほかVIII 体外受精-研究の動向 円形精子細胞の臨床応用 荒木康久 未成熟造精細胞の培養 田中 温ほか AIA法 加藤 修ほか ICSI精子の卵細胞質内における動態 寺田幸弘ほか Cytoplasmic transfer 竹内 巧ほか 胚クローン技術の応用 河野友宏
内容説明
本書の構成は、基本的には前2版を踏襲しており、体外受精の歩みと展望、体外受精のためのバイオロジー、体外受精のためのラボラトリー、体外受精の臨床、体外受精の進展、体外受精とICSI、体外受精の問題点からなっているが、本版の最も特徴的なこととして、体外受精―研究の動向が付加されている。
目次
1 体外受精の歩みと展望
2 体外受精のためのバイオロジー
3 体外受精のためのラボラトリー
4 体外受精の臨床
5 体外受精の進展
6 体外受精とICSI
7 体外受精の問題点
8 体外受精―研究の動向
著者等紹介
鈴木秋悦[スズキシュウエツ]
元慶応義塾大学医学部産婦人科助教授
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