出版社内容情報
《内容》 生殖医学の中でも時流に乗ったテーマを新しい切り口で紹介する最新シリーズ。生殖生理学の原点である卵子・精子および受精についての最新の情報を臨床に則して解説。 《目次》 Illustration ICSIの受精過程 Special Article 卵子・精子と受精 Research & Review 卵子の成熟制御／他 Clinics 加齢と卵子・精子-高齢不妊患者の治療法／ARTの成功率と卵子・精子のクオリティの相関／他 Technique & Practice ヒトICSI不受精卵の染色体分析／他 Future Prospect 卵子の活性化-特にCaとの関連／他 Special Issue 受精卵の着床前診断の現状と将来 Topics & Meetings International Symposium on ART：State of the ART
内容説明
本書を上梓する目的は臨床医学的ＡＲＴの技術面から、もういちど生殖生理学の原点にもどり、卵子と精子、受精の基本的な問題に立ち返ってみることにある。
目次
ＩＣＳＩの受精過程
卵子・精子と受精
卵子の成熟制御
精巣・精巣上体精子の妊孕性とその臨床応用
顆粒膜細胞の動態からみた卵子のクオリティ評価
精子環境とサイトカイン
精子形成にかかわるＹ染色体の遺伝子（ＡＺＦ）と男性不妊
分子生物学的にみた卵子と精子の相互作用
受精における精子中心子／中心体の役割
受精における抗精子抗体の役割〔ほか〕
