内容説明
ロシアンブルーの捨て猫「ぷりんせす瞳」とラブホのオーナー「おばさん」。ふたりが出会う様々な事件。笑えるのにどこかせつない14の物語。
著者等紹介
藤田和惠[フジタカズエ]
1942年大阪市生まれ。大阪樟蔭女子大学英米文学科卒、米国サウス・カロライナ州立ウインスロップ大学大学院修士課程中退。日本ブロンテ学会関西支部会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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瑪瑙(サードニックス)
35
う~ん、思っていたのとは違ってました。もっと猫が活躍するお話かな?と思っていたのですが違っていました。ラブホのオーナーのおばさんと、拾われたロシアン・ブルーの猫が主人公の、ボロボロのラブホテルで起きる人間模様を綴ったお話。ラブホ自体馴染みがないので、いったいどんな人間模様が展開されるのか?と興味を持って読んだのですが、ちょっと肩透かしをくらった感じです。オーナーのおばさんの状況があまりにも可哀想で見てられませんでした。最後はちょっとほっとしましたが。とりあえず続編を続けて読んでみます。2017/02/09