内容説明
この本は「21世紀を幸せにする科学」作文コンクールの第一回から六回までの最優秀受賞作品(中学・高校の部計二十六篇)に加え、選考委員および科学教育の現場に携わる科学者・教育者等からのメッセージをまとめたもの。
目次
巻頭の言葉 科学と向き合う子どもたちのために
第1章 科学に寄せる夢・私の場合
第2章 科学する芽・私はこう育てた
第3章 科学する体験・私の場合
第4章 科学の役割・私はこう思う
第5章 科学する目的・私はこう考える
第6章 科学する意味・私はこう思う
第7章 科学との共存・私の場合
インタビュー 科学する知的面白さを伝えたい(今村聡子(前白井市教育委員会教育長) 聞き手・本間典子((株)リバネス取締役))
科学するまなざしまとめ(「21世紀を幸せにする科学」とは;今どうすれば「科学への夢」を語れるか)
最優秀賞受賞者米国研修旅行レポート “出る杭”を育てる国
「21世紀を幸せにする科学」作文コンクール第一次選考を振り返って(科学がひらく明日を見る中学生たち(中学生の部)
他者に向けられた優しいまなざし(高校生の部))
著者等紹介
村上陽一郎[ムラカミヨウイチロウ]
1936年生まれ。東京大学教養学部卒。同大学大学院人文科学研究科博士課程修了。東京大学教授、同先端科学技術研究センター長などを経て、95年から現職。科学史、科学哲学の立場から科学技術と社会が抱える諸問題に検証のメスを振るう。第一回山崎賞、第39回毎日出版文化賞受賞
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