内容説明
戦後、全日本医療従業員組合協議会の書記局に就任してから半世紀。生涯を医療労働運動に捧げてきた著者が鮮烈なエピソードを交えて語る激動の歴史。
目次
草創期の群像
メーデーと医療労働者
レッド・パージと医療労働者
戦後病院争議の足どり
歴代委員長のプロフィール
「病院スト」夜話
大学病院における今昔
民医連労働組合の軌跡
未組織となったある組合の足跡をたずねて
国際連帯と医療労働者
産別会議の憶い出
医療労働者統一への道程
医療労働運動に注いだ物故者像
我が回想
著者等紹介
宇田川次保[ウダガワツギヤス]
1919年6月東京都出身。高校卒。徴兵後中国で現地除隊。江蘇省柳泉炭礦付属病院に従事、医療活動を行なう。終戦で内地帰還。1946年5月全日本医療従業員組合協議会書記局に入り医療労働運動に従事。以後1983年7月まで東京地方医療労働組合協議会同連合会書記長、日本医療労働組合協議会常任幹事・副議長・事務局長を歴任。同時に産別会議執行委員、統一労組懇代表委員、全日本年金者組合副委員長を担当、現在労働者教育協議会理事
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