未発選書
「女ことば」はつくられる

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  • サイズ B6判/ページ数 351p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784894763524
  • NDC分類 814.9
  • Cコード C1081

目次

序章 「女ことば」に対する二つのアプローチ(本質主義・進化論的アプローチ;本質主義・進化論的アプローチの問題点 ほか)
第1部 規範の対象としての女の言葉づかい(「女の話し方」イデオロギーの創生;「女房詞」の規範化―「女の話し方」に回収される女の創造的な言語行為)
第2部 ジェンダーと「国語」―明治の国民国家成立と「女ことば」(「男の国語」の創生;「女の話し方」イデオロギーの完成 ほか)
第3部 女の国民化と「国語」―近代総力戦の「女ことば」(天皇制国家の伝統となった「女ことば」―植民地支配の正当化;「ジェンダー化された国語」の創生―ジェンダーが担う近代と伝統の相克)
第4部 「女ことば」の脱政治化・本質化―「女らしさ」の戦後(自然な「女らしさ」の象徴となった「女ことば」;「ジェンダー化された国語」の再生産―天皇制からの切り離し)

著者等紹介

中村桃子[ナカムラモモコ]
1955年東京生まれ。1981年上智大学大学院外国語学研究科言語学専攻博士課程前期修了。1987年関東学院大学専任講師。1991年関東学院大学助教授。1992‐1994年カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州立大学客員研究員。1997年より関東学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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さとう

0
はるか昔から「女は感情的」って感情論を唱える男はいたんだなーー2010/07/28

rri

0
2章まで2020/11/07

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