春になりては…椎葉物語

芥川 仁【写真・文】

北斗出版（2003/07発売）

• サイズ A5判／ページ数 194p／高さ 23cm
• 商品コード 9784894740327
• NDC分類 291.96
• Cコード C0036

内容説明

不思議な魅力をたたえた暮らしの姿がある。自然と遊ぶ人生の達人から若者たちの笑顔まで、村のすべてを写真と文で綴る。

目次

春（小歳のメージョウ；小正月の的射　ほか）
夏（駄賃つけの道；かてーりもどし　ほか）
秋（栂尾パソコン教室；トウキビだご　ほか）
冬（奥村神楽；岳之枝尾神楽　ほか）

著者等紹介

芥川仁［アクタガワジン］
１９４７年愛媛県生まれ。法政大学第二社会学部卒業。写真家。伊豆大島、水俣を経て、１９８０年より宮崎市に在住
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感想・レビュー

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[ビシャカナ]

豊かな自然に囲まれ、歴史的な伝統や文化が生活に溶け込み、誠実な人々の暮らす椎葉。フルカラーの写真は祭りのハレの日もかざらないケの日も活き活きと写す。自分と全く違う時間を生きる人々に不思議な魅力を感じた。一方で椎葉は少子高齢化が激しく、産業に乏しく仕事もない等、のっぴきならない事情もある。それでも椎葉に暮らす人々の日々の生活、受け継がれる伝統は美しい。この美しいものが後世に残ることを祈る。

2014/04/10