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日本の電気料金はなぜ高い―揚水発電がいらない理由

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784894740129
  • NDC分類 540.95
  • Cコード C0036

内容説明

山奥の渓谷に人知れず造られる揚水発電ダム。それは広大な土地を水没させ、貴重な動植物の生息地を奪う。ダムは川の流れを分断し、水質汚染や地震など多くの問題を引き起こす。大きな犠牲を払って造られる揚水発電というシステムは本当に必要なのだろうか?素朴な疑問を出発点に、推進する側の論拠を丁寧に検証してゆくと、そこから日本の電気料金全体のからくりが見えてくる。著者は、現在進行中の世界全体のエネルギー業界の変化を踏まえつつ、新しい潮流である自然エネルギーの可能性を提示する。

目次

第1章 失われゆく風景
第2章 ダム固有の問題点
第3章 揚水発電ダムはなぜ必要か
第4章 エネルギー問題?いいえピークの問題です
第5章 電力問題の地殻変動
第6章 雨水の一滴から大河に

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

虎ボルタ

1
陽水発電について、はじめて知りました。発電というより、バッテリー。生態系を荒らしてしまうとか、費用対効果の話であるとか、課題は山積だ。水力発電のダムが、如何に環境によくないのか、初耳だった。やはり、必要以上にエネルギーは使わないことは大前提。2016/09/09

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