内容説明
トルストイ、ゴーリキイ、チェーホフと小林多喜二の魂の交歓!いまに生きる多喜二の文学世界を三浦綾子と熱く語る!!小樽商科大学名誉教授畢生の研究の成果。
目次
第1部 ロシア文学と小林多喜二(ロシア文学と多喜二―一九二六年の日記を中心に)
第2部 小林多喜二を語る(小林多喜二の故里、大館・小樽;三浦綾子さんを訪ねて―小説『母』『銃口』のことなど;フィルムによる“記念碑”―完成した映画「小林多喜二」 ほか)
第3部 ロシア文学を語る(ゴーリキイの人間観について;永遠の求道者―トルストイ;ロシア・リアリズムの完成者―チェーホフ ほか)
著者等紹介
松本忠司[マツモトチュウジ]
1929年(昭和4)3月28日秋田県小阪町生まれ。早稲田大学夜間部の露文科から大学院文学研究科露文専修(修士課程)修了。1957年(昭和32)に小樽商科大学に講師として赴任、ロシア語、ロシア文学史の講座を担当、平成4年に退官。名誉教授。小樽多喜二祭実行委員長、小樽・多喜二映画を成功させる会実行委員会代表などを務める
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