定山渓鉄道

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  • サイズ B5判/ページ数 328p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784894538870
  • NDC分類 686.211
  • Cコード C0065

内容説明

大正・昭和期に定山渓と札幌市中心部を結び、昭和44年に廃止になった定山渓鉄道を徹底紹介。昭和30~40年代の懐かしい沿線風景、駅舎や車両、失われつつある廃線跡など貴重な写真を1200枚以上収録しました。当時の町並み、人々の暮らしの様子など、懐かしい札幌がよみがえります。駅舎や車両の竣工図など、鉄道ファン必見の図版も多数掲載した保存版です。

目次

第1章 沿革 51年間の足跡(定山渓鉄道をつくった人々;開業 ほか)
第2章 駅と沿線風景(白石停車場(鉄道院)
苗穂駅(鉄道省) ほか)
第3章 定山渓鉄道資料編(鉄道台帳 鐵甲號;鉄道台帳 鐵乙號 ほか)
第4章 思い出の車両編(1100形蒸気機関車;7200形蒸気機関車 ほか)

著者等紹介

久保ヒデキ[クボヒデキ]
1960年、札幌生まれ。広告写真スタジオ勤務ののち、フリーのフォトグラファー。第1回小幌フォトコンテスト(北海道豊浦町)にて優秀賞受賞。北海道鉄道観光資源研究会副代表。APA公益社団法人日本広告写真家協会正会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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mahiro

9
嘗て札幌から定山渓まで通っていた私鉄、幼い頃温泉に行く時乗車した記憶がある。成り立ちや沿線の駅など多くの写真と共に載せられている。当時の写真と同じアングルで撮られた最近の風景の比較が良い。道路やマンションや公園又草の茂る土手になった線路や駅構内、路線の一部は真駒内への地下鉄線路になっていた、又石切山の石材や材木、豊羽鉱山の搬送も担った重要な線路だった只の温泉鉄道じゃなかったのか(ローカルな話ですみません)郷愁と共に手に取った本書だが札幌史の資料ともなる、半分忘れていた疑問も少し解消された買って良かった。2018/03/27

かず

5
初めは白石→東札幌→豊平 北海道鉄道(後の千歳線)が沼ノ端と苗穂をつなぐため、東札幌で交差し、東札幌→苗穂 がつながり、札幌駅へは 豊平→東札幌→苗穂→札幌 となり、東札幌ー白石間は廃線となった。その後、千歳線は函館本線平和駅から北広島に変更となった。2018/07/16

チョビ

5
私が住んでた頃は既に無くなっては10年以上経っているが、初めから利権で揉めてるし。定鉄の一部が今の様々な鉄道の駅に変わっているのも利権の残骸か。また札幌市そのものが膨張しているにも関わらず、地下鉄が作りづらい地形なのか、全く作られずバスで生きる市民は我慢強いとしか思えない。 そういう中で定山渓まで汽車を通した人々には感嘆しかない。コレ見てると、案外日ハムが札幌から出てったのアリなのかなー、とも思えてきた。 鉄道ありきだもん、レジャーって。2018/04/20

そーすけ

2
思ったより活字が多くて、パラパラと読む(写真集みたいなものかと思った)。もう少し定山渓鉄道に関する知識を得てから、また手に取るかも。2021/12/22

Teo

2
資料用として買った。こう言う本は見た時に買っておかないと後日入手出来なくなる。私が乗った懐かしい定鉄の気動車も載っていた。常々札幌の近郊鉄道として生き残れなかったものかと思っていたが晩年の維持費は大変だったのか。 2018/03/13

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