内容説明
めざましく自然が回復した鉄道跡歩きの魅力と楽しさを伝えるフォトエッセー第二弾。名エッセイストが新たに20路線を歩き、時代の移り変わりを伝える。
目次
1 道北(美しい雲・明るい沼・翳る沼―天北線跡・猿払・芦野間;錦繍の叢・寥漠の野―日曹専用鉄道跡;北の熱暑の廃線探索行―歌登町営軌道跡 ほか)
2 道央―運炭鉄道(緑野にもどった町を哀しくよぎる―三井芦別鉄道跡;フキとヨモギの乱舞を分けて―三菱鉱業美唄鉄道跡;レール喪失の哀れを追って―上砂川線(函館本線砂川・上砂川間支線)跡 ほか)
3 道央―非運炭鉄道(橋脚たちの初夏―夕張森林鉄道主夕張線と芦別森林鉄道の鉄橋遺跡;錦繍にくるまれてゆく森の道―定山渓森林鉄道跡;フキノトウ・ザゼンソウ・雪だるま―千歳線旧線跡・上野幌・西ノ里間 ほか)
4 道南(段丘をゆく土の道・ヤブの道―寿都鉄道跡・寿都・中ノ川間;雪面の高まり・土塊の山脈―寿都鉄道跡・黒松内・中ノ川間;雪の築堤・海ぎわの廃鉄路―豊浦・礼文間の室蘭本線旧線跡 ほか)