内容説明
誰がやってもうまくいく、万古不変の最強「セオリー」。会社は「運」が9割?「あたりまえ」ができるかどうかが“成長”と“没落”の分かれ道。
目次
1 “絵になる話”に踊らされる経営者
2 「運」と「実力」の相関関係
3 戦略を語らず、兵站を語る
4 スキームのためのシミュレーションを行う
5 「準備」という概念
6 可能性とはなにか?
著者等紹介
岡本吏郎[オカモトシロウ]
経営コンサルタント・税理士。エー・アンド・パートナーズ税理士法人代表社員。(株)ビジネスサポートあうん代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かず
18
★★★Audible。2017/11/09
コアラ太郎
3
いつまでも、運だけの経営を行うのではなく、運の影響度を減らすことが大切であること。一貫してお金の兵站こそ兵站中の兵站であると説いています。数値目標はいづれも高いレベルです。まだまだ・・。2014/05/26
こうじ
2
中小零細企業に特化したコンサルタント兼税理士の方が書いた本。なので、そういう立場の人が読んだら面白いのかもしれないけど、ボクには面白くなかったなぁ。メッセージとしては「現代は、もはやステレオタイプのノウハウ的な方法では、まったく太刀打ちのできない応用の世界に入っている」ということで、セオリーではなくスキームを作らなくてはいけないということだけど、それこそ「あたりまえ」だと思った。2015/11/26
凌🔥年300冊の読書家🔥
1
会社の趨勢には運の要素も多い。たまたまの成功を法則化したら、危険。 そういう表面上のメソッドではなく、その根本のセオリーが大切。2017/12/19
ごえもん
1
以前「会社にお金が残らない本当の理由」を読んだので、その流れで読もうと思ったけど、期待した内容とは異なった本でした。「少々不恰好な本になりました」と冒頭に書かれているので、そのあたりがギャップとしてそのまま感じられたのかもしれません。過去の賢人のいつくかの引用がありましたが、小林秀雄の引用がいちばん印象的だった。 「人は様々な可能性を抱いてこの世に生まれてくる。彼は科学者にもなれたろう、軍人にもなれたろう、小説家にもなれたろう。しかし、彼は彼以外のものにはなれなかった。これは驚くべき事実である。」2014/06/29