- ホーム
- > 和書
- > ビジネス
- > 仕事の技術
- > リーダーシップ・コーチング
内容説明
部下が目標を見失ったとき、やる気をなくしたとき…あなたには何ができますか?伸び悩む若手、くすぶっているベテランを甦らせる人材再生術。
目次
第1章 個人の適性を見極めるために
第2章 性格に応じて指導法を変える
第3章 力の落ちたベテランを再生させる
第4章 伸び悩む若手をはばたかせる
第5章 欠点ではなく長所を見よ
第6章 育成と結果を両立させる
第7章 相手に応じた引き出しを作る
第8章 「怒らない」「命令しない」マネジメント
著者等紹介
野田稔[ノダミノル]
1981年、一橋大学商学部卒業後、株式会社野村総合研究所入社。組織人事分野を中心に多数のプロジェクト・マネジャーを務め、経営コンサルティング部長を最後に2001年3月退社。多摩大学経営情報学部教授、株式会社リクルートフェロー等を経て、現在に至る。株式会社ジェイフィールは職場の感情再生を支援するコンサルティング会社で、07年11月に設立。明治大学大学院教授には08年4月に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
duemat
0
プロ野球好きのためのビジネス書な一冊。極めて当たり前のことが書いてあるが、ものになった二軍選手の実例があるだけに野球好きなら読まずにいられない。巨人の川相は監督になってもかっこいい。「遠回りも必要」、川相がいうと本当にしっくりくる一言。著者の「人に動機を与える上で、大切なのは役割を明確にすることです」、「型にはめる先に自主性がある」も心にずっしりきた。2012/11/15
岩崎 堅悟
0
プロ野球における二軍を「会社組織」と見立て、その二軍監督が行うマネジメント手法から「人材育成の在り方」について記載した書物。「会社組織」が「超一流の選手で構成された一軍」より「能力と意欲にバラつきのある二軍」に近いとの着想はユニーク。「キャリア・アンカー」「ピグマリオン効果」「学習性無力感」等の心理学的理論に立脚しながら、それぞれの野球エピソードをビジネスに結び付けながら分かりやすく解説している。『人の成長は、右肩上がりでは続かない。大切なことは、足踏みの時期に何をするかだ』との指摘、その通りだなと思う。2012/09/23