出版社内容情報
南北戦争に従軍した祖父をもつ現代アメリカ文学の巨人ロバート・ペン・ウォレンが
アメリカの過去、現在、未来を理解する重要な鍵となる「南北戦争」を
南部を愛しつつも冷静に批評し、問題の所在を明らかにする。
内容説明
アメリカ文学の知られざる豊饒!!南北戦争に従軍した祖父をもつ現代アメリカ文学の巨人ロバート・ペン・ウォレンが、アメリカの過去、現在、未来を理解する重要な鍵となる「南北戦争」を南部を愛しつつも冷静に批判して問題の所在を明らかにする。
目次
独立戦争と南北戦争
統一国家への想い
新興勢力の台頭
南部―「心の故郷」
道徳律主義と法律尊重主義―実利主義を生む土壌
政治に論理は要らない
「新しいアメリカ」の課題
戦争の犠牲
南部の傷痕―「大いなる口実」
北部の傷痕―「美徳という財産」〔ほか〕