金融資本主義の崩壊―市場絶対主義を超えて

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  • サイズ A5判/ページ数 442p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784894348059
  • NDC分類 338.9
  • Cコード C0033

内容説明

「金融市場を、公的統制下に置け!」サブプライム危機を、金融主導型成長が導いた必然的な危機だったと位置づけ、“自由な”金融イノベーションの危険性を指摘。公的統制に基づく新しい金融システムと成長モデルを構築する野心作。

目次

日本にとっての危機の教訓―まえがきにかえて
画期的変化の2008年
金融市場効率性理論の瓦解と他の伝統的アプローチ
金融市場は完全か―危険な過ち
金融脆弱性と経済危機―大経済学者への回帰
民間の金融イノベーションに一貫して遅れをとる各種規制
アメリカ住宅ローン市場関連のデリバティブ商品危機は避けることができた
危機の展開―資産のデフレ・スパイラル
サブプライム危機―変わらないものと新しいもの
金融主導型成長の終焉
金融イノベーションに枠付けをするなという謬論
金融の社会的統制のために―単一の要請 複数の道
構造的かつ世界的な危機だが、国民国家への復帰はあるのか
転倒する世界 継続する危機

著者等紹介

ボワイエ,ロベール[ボワイエ,ロベール][Boyer,Robert]
1943年生。パリ理工科大学校(エコール・ポリテクニック)卒業。数理経済計画予測研究所(CEPREMAP)および国立科学研究所(CNRS)教授、ならびに社会科学高等研究院(EHESS)研究部長を経て、2010~11年はベルリン高等研究院フェロー

山田鋭夫[ヤマダトシオ]
1942年生。九州産業大学経済学部教授、名古屋大学名誉教授。名古屋大学大学院経済学研究科博士課程満期退学。理論経済学

坂口明義[サカグチアキヨシ]
1959年生。専修大学経済学部教授。一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。貨幣・金融論

原田裕治[ハラダユウジ]
1970年生。福山市立大学都市経営学部准教授。理論経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

1
米国の覇権終焉が決定的となり、必死な米国がTPPを利用して日本をさらに痛めつけようという意図が確かなことが理解できる(1-2ページ)。レギュラシオン理論、コンヴァンシオン理論とは別の、金融分析の側面なので、評者はなかなか理解に窮する本である。知識不足からだが、市場も金融業者も社会に埋め込まれているとの指摘はなんとか理解できる(93ページ)。フォーディズムの回路のようなミンスキー・モーメントの流れ図は理解を助ける(113ページ)。図式化されたサブプライム危機の因果を解明しようとしている部分は、理解しやすい。2012/11/22

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