内容説明
自然のいとなみを伝える千草百草の息づかい。
目次
1 花との語らい(棒;花に酔う ほか)
2 心にそよぐ草(草花の景色;草叢のそよぎ ほか)
3 樹々は告げる(一本の老樹;春の落葉 ほか)
4 花追う旅(言霊の寄る花;花の上の寺 ほか)
5 花の韻律―詩・歌・句(詩(四篇)
短歌(九首) ほか)
著者等紹介
石牟礼道子[イシムレミチコ]
作家。1927年、熊本県天草郡に生まれる。1969年『苦海浄土―わが水俣病』は、文明の病としての水俣病を鎮魂の文学として描き出す。1973年マグサイサイ賞受賞。1993年『十六夜橋』で紫式部文学賞受賞。2001年度朝日賞受賞。『はにかみの国―石牟礼道子全詩集』で2002年度芸術選奨・文部科学大臣賞受賞。2002年7月、自作の新作能「不知火」が東京で初上演、2004年8月には水俣の百間埋立護岸で奉納公演が行われた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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