感想・レビュー
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壱萬弐仟縁
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行動する社会学者ブルデュー。2005年初出。「社会学は、歴史的布置構造の全領域にわたってハビトゥスと界の変化しつつある相互規定関係、連続体の一方の極での一致と相互的強化の状況から、他方の極における不一致と相互侵害に至る関係を再構成するために、両者の成立の発生的分析を手段としてそれぞれを把握」(11頁)。なかなか言い得て妙な表現である。ロイック・ヴァカン氏の論稿では、民主主義の時代における教育と支配(195頁~)が気になった。ハビトゥスは磁界が素粒子を導くように個人が外力に影響されない(200頁)との比喩。2013/04/18