内容説明
勝小吉、福沢諭吉、新島襄、堺利彦、木下尚江、山川均、神近市子、鳩山春子、相馬黒光…、また大正・昭和の企業人たちの「自叙伝」から新しい人間形成史を構築する、画期的成果。
目次
序章 「育つ・学ぶ」の社会史に向けて
第1章 近代移行期の「家」と人間形成
第2章 維新後世代・明治人の人間形成―堺利彦・木下尚江・山川均
第3章 高学歴女性にとっての学校―鳩山春子・相馬黒光・神近市子
第4章 生きられた「学歴エリート」の世界―学歴社会黎明期における高学歴男性の教育経験
第5章 近代学校と男性のセクシュアリティ形成
著者等紹介
小山静子[コヤマシズコ]
1953年生。京都大学大学院教育学研究科博士課程退学。専攻、日本教育史・ジェンダー史。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科教授
太田素子[オオタモトコ]
1948年生。お茶の水女子大学大学院人文科学研究科修士課程修了。専攻、教育学。現在、和光大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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