石牟礼道子全集・不知火〈第6巻〉常世の樹・あやはべるの島へほか

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石牟礼道子全集・不知火〈第6巻〉常世の樹・あやはべるの島へほか

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  • サイズ A5判/ページ数 603p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784894345508
  • NDC分類 918.68
  • Cコード C0393

出版社内容情報

ことばの奥深く潜む魂から近代を鋭く抉る鎮魂の文学

 「南国的な島の樹に逢いにゆくのに雪が降る。雪は私に、常世の樹を探しにゆくのだという幻想をもたらした。いにしえ、私たちの先祖は、時じくの香の木の実を探しに海の彼方へと出かけたが、根の国、あるいは神たちの故郷の常世へゆく目じるしの樹はどこか。なぜ私はそこへゆきたいのか。生類たちは遙かなあの根源から、全き生命として甦えらねばならない、私もよみがえりたい。水俣からの願望を抱えて旅立つにふさわしく、さびかな雪空であった。」
(本文より)

目次

1 常世の樹(船つなぎの木―天草上島栖本;言霊の寄る花―五島福江島 ほか)
2 『常世の樹』をめぐって(水を呑む樹;気配たちの賑わい ほか)
3 あやはべるの島へ(あやはびら;綾蝶生き魂―南島その濃密なる時間と空間(島尾敏雄・松浦豊敏・前山光則との座談会) ほか)
4 エッセイ―1973‐1974(ちいさな岬のこと;生き供養 ほか)