内容説明
屈辱か解放か!?1945年8月30日、連合国軍最高司令官マッカーサーは日本に降り立った―無条件降伏した日本に対する「占領」の始まり、「戦後」の幕開けである。混乱と改革、失敗と創造、屈辱と希望の一日一日を、当時の新聞や日記などの資料を駆使し、文章と写真で立体的に再現した、迫真のドキュメント。
目次
8.28~9.30(8月28日・火曜日―テンチ大佐舞い降りる;29日・水曜日―元帥を待ちながら;30日・木曜日―元帥と総懺悔 ほか)
10.1~10.31(10月1日・月曜日―お父ちゃんがいれば;2日・火曜日―ヨシワラ;3日・水曜日―権力者の末路 ほか)
11.1~11.30(11月1日・木曜日―元宰相たちの孤独;2日・金曜日―栄誉の大バケツ;3日・土曜日―タバコ売りマス ほか)
著者等紹介
玉木研二[タマキケンジ]
1951年広島県生まれ。1975年毎日新聞社入社。現在毎日新聞東京本社編集局次長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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冬佳彰
10
1945年の8月28日から11月30日までの各日の出来事を写真と共に記したもの。毎日新聞の夕刊の企画を書籍化したものということで、敗戦の年の出来事を流れで読むには適した本だと思う。俺としては、淡白に書かれすぎて、何だか物足りない感があったが。しかしまあ、外圧がないと変われることができない、惰性の強い国民性というのは、敗戦後も今も、ほとんど変わらないんだなあ、という感慨。2019/08/31
amane
1
8/30 マッカーサー厚木到着 9/11 GHQ 東条英機ら逮捕命令 9/13 近衛文麿 マッカーサー訪問 9/17 GHQ 横浜から日比谷・第一生命相互ビルに移転 9/27 マッカーサーと昭和天皇第1回会見 など映画「終戦のエンペラー」の復習用に2013/08/15