石牟礼道子全集・不知火〈第3巻〉苦海浄土ほか 第三部・関連エッセイほか

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石牟礼道子全集・不知火〈第3巻〉苦海浄土ほか 第三部・関連エッセイほか

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  • サイズ B5判/ページ数 604p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784894343849
  • NDC分類 918.68
  • Cコード C0393

出版社内容情報

ことばの奥深く潜む魂から近代を鋭く抉る鎮魂の文学

「この三部作は、我が民族が受けた希有の受難史を綴った書と受け止められるかも知れないが、私が描きたかったのは、海浜の民の生き方の純度と馥郁たる魂の香りである。生き残りの人達とおつき合いをさせていただいている。まるで上古の牧歌の中に生きていた人々と出会うような感じである。この列島の辺縁に生きていた漁民達は、日本の近代が一度も眼をくれたことがなかった、最も淳樸で雄渾な原初的資質を備えた人々だったのではなかろうか。」
(「あとがき」より)

目次
第3部 天の魚
序 詩
第1章 死都の雪
第2章 舟非人
第3章 鳩
第4章 花非人
第5章 潮の日録
第6章 みやこに春はめぐれども
第7章 供護者たち

『苦海浄土』 をめぐって
わが死民
亡国のうた
自分を焚く
絶対負荷をになうひとびとに
泥の墓
差別に苦しむ水俣病患者 (飯沢匡との対談)
水俣病の証言 (水上勉との対談)
この世にあらざるように美しく (インタビュー)
判決は命を片づける儀式だ (原田正純との対談)
『苦海浄土』 来し方行く末 (上野英信との対談)
生民の系譜 (荒畑寒村との対談)
患者の等身像につきあう (本田啓吉との対談)
玄郷の世界 (中村了権との対談)
患者の肉声に宿る無限の思索 (インタビュー)

解説   加藤登紀子
あとがき

後 記
水俣病関連年表

内容説明

土の上に生き、海を抱いて眠り、何気ないことに笑い、遠くからやって来て、どこかへ吹いていく時の流れに身をあずけ、ひたすら自然の波間を漕ぎ渡り、祈り深く生きた私たちの祖先。それをこの数十年という歳月の狂気ともいうべき無責任さがあっという間にくびりさいたのだ。何という罪の深さ。それは、チッソ水俣工場の罪であるにとどまらない。企業の中にいてその罪を犯し、ひき受けたものたちとは別に、何も知らず、いっさいかかわりに気づかず無恥の上に立ち、毒を胎んだ生活の利便をむさぼった私たちにも問われるべき罪の重さでもある。

目次

第3部 天の魚(死都の雪;舟非人;鳩;花非人;潮の日録;みやこに春はめぐれども;供護者たち)
『苦海浄土』をめぐって(わが死民;亡国のうた;自分を焚く;絶対負荷をになうひとびとに ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

michel

10
★評価無し。水俣病の歴史。ノンフィクション。淡々とした実録ではあるが、石牟礼さんの文章はかなり叙情性が強いため哀しみの涙を誘う。だが、主語と述語が離れてるし、修飾語の係り先も離れてて、、、読み辛い。水俣病は未だ係争中だ。弱者に押し付けたまま、私達は安穏と生活している。その事に胸が詰まる。2017/10/03

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