目次
序 時代の転換点に立って
1 限界から分岐へ(アメリカ覇権の終焉;システム限界の徴候 ほか)
2 「大国」という変数(アメリカ;中国とロシア)
3 無効化される「安全保障」体制(戦争について;ユーゴスラビア ほか)
結 光を求めて
著者等紹介
ウォーラーステイン,イマニュエル[ウォーラーステイン,イマニュエル][Wallerstein,Immanuel]
1930年生。ビンガムトン大学フェルナン・ブローデル経済・史的システム・文明センター所長。1994‐98年、国際社会学会会長。1993‐95年には社会科学改革グルベンキアン委員会を主宰、そこで交わされた討論リポートを『社会科学をひらく』(邦訳1996年、藤原書店)としてまとめた。世界システムの理論構築の草分けとして知られ、『近代世界システム』全3巻(邦訳、岩波書店・名古屋大学出版会)の著作は著名
山下範久[ヤマシタノリヒサ]
1971年大阪府生。ビンガムトン大学社会学部大学院にてウォーラーステインに師事、東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。現在、北海道大学大学院文学研究科助教授。専攻・世界システム論
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