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内容説明
文化人類学的視点を生かし、朝鮮半島の「食と生活」を、韓国の斯界第一人者が通史として描く記念碑的業績。考古学・民俗学・栄養学の成果を駆使し、キムチを初めとする膨大な品数の料理の変遷を紹介しつつ、食卓を囲む人々の生き生きとした風景を再現。朝鮮半島の食を、中国・日本などとの交流の中にも位置付ける文化交流史。
目次
第1章 先史時代の食生活―自然食品の採取時代(旧石器・新石器時代)
第2章 部族国家時代の食生活―稲の栽培と主副食の分離時代(高句麗・百済・新羅以前)
第3章 三国時代の食生活―稲作農耕と食生活の階層化時代(高句麗・百済・新羅鼎立時代)
第4章 統一新羅時代の食生活―食生活習慣の確立時代(七世紀中頃~十世紀初頭)
第5章 高麗時代の食生活―食生活の変遷時代(十世紀中頃~十四世紀)
第6章 李朝前期時代の食生活―韓食の発達時代(十五世紀~十六世紀)
第7章 李朝後期時代の食生活―韓食の完成時代(十七世紀~十九世紀初頭)
第8章 開化時代の食生活―食生活の多様化時代(十九世紀後半)
第9章 日本の植民地下時代の食生活―食生活の窮乏時代(二十世紀前半)
第10章 現代の食生活―合理的食生活の模索時代(二十世紀後半)