内容説明
『再生産』『ホモ・アカデミクス』『国家貴族』へと連なるブルデュー教育社会学研究の原点として、『遺産相続者たち』と対をなす古典的名著。講義や試験における言葉遣いがあらわす、教師と学生の関係の本質を抉り出す。教育の真の民主化のために認識しなければならない事を明快に示す、全教育者必読の書。
目次
序章 教育場面における言語と言語に対する関係
第1章 学生と教育言語
第2章 試験における学生のレトリック
第3章 教師と教育に対する学生の態度
第4章 リール大学図書館の利用者
付論 教師と学生のコミュニケーション