おはなしのたからばこ
猫とねずみのともぐらし

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  • サイズ B5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 25cm
  • 商品コード 9784894325166
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

内容説明

むかし、猫とねずみはいっしょにくらしていました。ところが、いまや、猫はねずみを見ると追いかけずにはいられません。なぜなら、こんなことがあったのです―。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

41
町田康さん初の絵本。猫がねずみを追いかける理由。これが一番すんなりです。こんなシュールな展開、大好き。2019/10/26

アキ

28
「猫のエルは」で読んだ話と一緒だと思ったら、元はグリム童話だったんだ。ねずみを追いかける猫って、そんな事情があったのだから、そりゃ追いかけますわね。この塗りたくられたようなブルーの背景の絵がちょっとシュールなお話に合っていてよかったです。2018/12/12

うーちゃん

20
ねずみとふたりで集めておいた油を「うまうま」と食べてしまった猫。ねずみに責め立てられた猫は、通りすがりの人々に食べ物をもらおうとするが・・・。町田康の鬼才が滴る絵本。絶妙に皮肉めいてとぼけた掛け合い(冷静に見るとイカれてる)がとにかく愉快。マリア様のとこ笑ったわー。猫はどうしてねずみを追いかけまわすのかわかりました、町田さん。2017/10/29

じぇりい

19
十二支のお話とはまた違った猫とねずみの追いかけっこ。町田康にかかるとマリア様まで人間臭い。期待させるだけさせておいてあっさり落とすとはいやはやなんとも。そして追いかけっこは永遠に続く。2017/01/13

遠い日

17
猫とねずみの間には、深くて暗い河がある、といった感じのシニカルなお話。町田康流の味付けがいい感じ。脇を固める登場人物たちが、揃いも揃って一癖あって面白い。2015/05/28

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