内容説明
「ぼく、さいごまでいっしょだよ」小さなオコジョのタッチィは、秋の森で女の子に出会いました。大好きなハーミーちゃんのために、タッチィは大切な心について考えます。
著者等紹介
亀岡亜希子[カメオカアキコ]
1971年、山形県米沢市に生まれる。東北生活文化大学生活美術学科卒業。高校時代にパステルと出会い、以来独学で絵本を描きはじめる。『ねんにいちどのおきゃくさま』(文溪堂)でデビュー。ホームページも開設し、作品を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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p.ntsk
43
秋の森で出会った女の子とお茶会の準備をするタッチィ。でも楽しみにしていたお茶会はタッチィとのものではなく・・・。複雑な思いに駆られるタッチィ。でも最後は相手の幸せを考えるタッチィ。くまさんがいてくれてよかった。普通の人間関係でもよくあること。意外に深いなと思いました。 2016/09/09
♪みどりpiyopiyo♪
37
オコジョのタッチィと仲良しのくまさんのお話かとおもったら、あら♪ ■仲良くなったお友達に他にも仲良しがいることを知った時の複雑な気持ち。「なんだか こころが たくさん あるみたいなんだ」そんな自分の心に向き合って、考えるタッチィ。くまさん「たくさんある『こころ』のなかで、いちばん たいせつなのは、どれ?」。■ちいさい子でも、大人になっても、そうやって考えながら生きるんだ☆ あの人の笑顔を思って、タッチィもくまさんも笑顔になって、ふゆのにおいのするいい日です (ღ′◡‵)2016/10/19
くぅ
27
これは可愛いし、とってもきれい。特に秋のもりの景色がとっても素敵。息子はまだクマの冬眠は知らないから「なんでババイするの?また会える?」とちょっと必死でした。私は私でタッチィのファンになっちゃった。四季それぞれに一冊ずつあるシリーズみたいなので続けて冬のタッチィの絵本も借りてみよう。(3歳6ヶ月)2020/11/28
たまきら
25
あるよね、こういうの。大好きなお友達がなんかがんばってて、で、そのがんばりが他の人のためなの。別に誰も悪くないのにかなしいんだよね。うんうん。オカンすごくよくわかる。オタマはぽかん。「べつにしてあげたらいいじゃん」まだ、大好きな友達がいないか、大好きな友達と相思相愛だから言えることなんだろうな。2017/10/25
mntmt
20
落ち葉がとっても綺麗です。2016/09/09