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内容説明
友だちどうしのわらい話から、警察による差別まで、人種差別は人間にさまざまな影響をあたえます。この本には、じっさいに差別された人と、差別を認めている人の話がのっています。この本を読んで、差別にはどんな問題があるか、また、自分とどんなかかわりがあるのかを、考えてみてください。この本では、移民、人種差別主義者、サッカー・ファン、差別されている子の母親、政治的亡命を求める人、ロマ族、オーストラリアのアボリジニの女性、ユダヤ人大虐殺で生きのこった人、友だちにわらい話をした子の話を紹介します。
目次
差別はなぜなくならないのか
親友なのに…
サッカー・ファン
子どもを気づかう母親
政治的亡命を求める人
ロマ族
ぬすまれた子ども
移民
人種差別主義者の考え
ユダヤ人大虐殺で生きのこった人
わらい話をした子
人種差別は、自分とどんなかかわりがあるのだろう?
著者等紹介
池上彰[イケガミアキラ]
1950年、長野県生まれ。1973年、NHKに記者として入局。松江、呉での勤務ののち、東京の報道局社会部記者。事件、事故、気象、災害、教育、消費者問題を取材。1994年から11年間、NHKの「週刊こどもニュース」のキャスター。大人の世界のニュースを、小学生にもわかるようにつたえる番組の責任者をつとめる。2005年にNHKをやめて独立。現在はフリーのジャーナリストとして、世界各地を取材し、本の執筆をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。